涙の色

つい数ヶ月前までは、私の持ち物はやたらとやたらとベビーピンク色のモノが多かった。
パスケース、手帳、ノートパソコンを持ち歩く時のケース、化粧品入れにタオルにマグカップに・・・・もう数え上げたらキリが無い。
鞄とか、外から身ある所は暗い色だったんだけど、中をあけるとほとんど同一色。。。。。
ある意味病ってますな。

が、数ヶ月前に、いつの間にかミドリ系統ものもがやたら増え、

「???????」

と思ってたら、今はえっらい発色のいい真っ赤が増殖中です。
手帳、お財布、キーケース。。。。。。

今真っ赤が愛しくてたまらない。極端なマイブーム。(相変わらず、盲目だよ。。。)

私は高校でデザイン科(ビジュアルでなくインダストリアル系ですが)だったし、大学も美大だし(陶専攻ですが)。
当たり前のように色の持ち合わせる力だとか心理だとかのお勉強をしてきました。

でもね、なんかなぁ。。。ちょっと立ち止まる時がある。

例えて言えば、
「涙の色」って言われて思い浮かべるのって何色でしょう?
もしや多くの人が「水色」って答えるのでは?

でも実際涙が水色な訳無いじゃん。そんなんむしろコエーよ。
ステレオタイプ、 何で涙=水色になっちゃったかってーと、その時の心の色をたまたま体の中から出て来たソレにはめ込んだだけなんだと思うんだよね。
(もしくは幼少の頃より水(らしきもの)は水色で!なんていつの間にか意識下に刷り込まれたか←おおいにあり得る つーかそもそも、あたかも水の色ですと断言してるような「水色」っちゅう名前が気に入らん。水色と呼ばれるものの色彩そのものは大好きですが。)

でもさ、涙を流す理由って一つじゃないじゃん。
そもそも涙が出てくるのは、悲しいとか寂しいとか、そういう感情に触れた時によく出てくる生理現象だから、結局その色が定着しやすいんだと思うんだけど(って おいらホントに悲しい時の涙は濁色カオス色だと思うけど。)、うれし涙とか、悔し涙とか、色々あるじゃん。

場面場面でさぁ、涙の色は。。。。。
全てが水色なわけじゃぁないんだと思うんだな。

私、昨日、ジョナサンのイベントの帰りに、ダッシュしたものの結局終電に乗れなくて、旦那といい感じのバーに”たまにはゆっくり二人で飲むか〜♪”な軽いノリで入ったんだけど、思いのほか色んな事を話し込んでしまって。。。。。
嗚咽と一緒に 鉛色と灼熱オレンジ が混じった色の 液体が 眼から出た気がした。
(もちろんケンカじゃないッス。仕事の話を真剣にしてたら勝手にそうなったのね。)

・・・・・・
「何色を求めているのなら、今貴方の中にはこんな心理が隠されています」
「この色を求めるのは、こういった欲望を求めるのと言ってもいいかも」

うん。別にそういう使い方もいいと思うよ。
自分自身、色だけに関わらず、○○イコール△△みたいな断言?に左右される事も多いもの。深層では自分が強い言葉(言い切られる言葉)に流されやすいの知ってる。信じてないわけでもなんでもないし、何にも否定しない。

でもどっちかって言うと、自分が今どんな色の空気を身にまとってる気分かとか、目の前にいるこの人のために発せられたこの言葉が、何色をもって空気を渡って、何色として相手に伝わったかとか、、、
そういう、自発的に色を感じたり作り出したりする力の方を大事にしたいなぁと思っている私。

自分が感覚磨いて、ソレをちゃんとに知れるようになれたらいいのになぁって思うんだよね。

そのために、断言されたものだけを信じるのでなくて、いい意味で自分で自分を疑って、探ろうとする事が、とても大事なのでは?と。

なんか妙な話を書いてしまいましたが。。。。。。
つまりは赤いっぱい持ってるからってストレス溜まってるわけでも暴力的になってるわけでも何でも無いっス(赤も持つマイナスイメージねこれ。)
だからといって、生命力みなぎってるかってーと今までと大して変わんないですし、革命や行動力を求めてるわけでも、自分に起こそうとしてるわけでも。。。。。。あるのか?(笑)

嗚呼。
そんな図式に人間簡単に全ては当てはめらんないよ的な事を書こうとしたら、まんまと堕ちた気分のKEIKOでした。

なんだか、、、、ここまで書いといて何か来たかったのか結局わかんなくなっちゃった。。。アホや。。。。

書き逃げ!!!!!!!!!!!!!